ある日バリ男君でお散歩がてらチビ助に会いに行きました。
お店のいつものケージを覗くと・・・
そこにはすでにチビ助の姿はありませんでした。
一緒にいた兄弟たちもみんないない。
店員さんに聞くとみんな買い手がついたんだと言う。
チビ助・・・
お前、飼い主が見つかったんだね。
良かったなあ・・・
そのケージの中には同じジャンガリアンのパールのおチビちゃんが5匹もワサワサ動いております。
この子たちは?
「入って来たばかりです。多分生後2~3週間ぐらい。」
どれがオスかメスかもまだわかってないとのこと。
チビ助はもういない。
ならば・・・
コッソリとケージを車の後ろに積み込んで。
その日の夕方、娘たちを連れてお店に来てみました。
見るだけでもいいし。
モフが死んで以来、大切な存在を失う喪失感に打ちのめされていた末娘。
その顔にパッと笑顔が戻りました。
連れて帰ってもいいよ。
そう言うと、娘は5匹の中から1匹を選びその子を連れて帰ることにしました。
こんなに愛くるしかったモフ。
モフみたいに懐っこい子に育ってほしい。
モフ、クリ、ユキ、テン
名前は家に来た子たちと同じように二文字で探したけど・・・
真っ白のイメージで二文字が中々見つからない。
みんなでその姿を眺めながら・・・
結局出てきたのは次の2文字でした。
モフとモチ、なんか似ていていいんでないのw
ちなみに末娘は「モチ太」と呼んでいたけれど、後で女の子だったと判明w
そんなわけでようやく空き家が埋まりました。
たった35ミリの小さな命。
「ママ、この子が死ぬ時はまたあんなに泣かないといけないのかな」
娘が聞く。
そうかもしれないね。
でもたくさん可愛がってたくさん思い出を作って、そして一緒にたくさん笑おう。
そしてその思い出の宝物だけはいつまでもお前の中から消えないのだから。









